「さくら」と名の付く唄が
立て続けに流行したのは、
もう何年前になるでしょうか?
最近はあまり、さくらソングのヒットを聞きませんが、それでも、
毎年さくらは春を忘れることなくちゃんと咲くんですよね。
という事で、今回は春を先取りして、
お花見特集をお届けします。
取り上げる地域は京都。
京都の花見のシーズンや
定番のお花見スポットから
意外な穴場までご紹介いたします。
それでは、行ってみましょう。
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京都の桜の見ごろはいつ?
まずは京都の桜の見頃を調べてみましょう。
2000年以降の桜の開花時期を調べてみたところ、
下記のようになりました。
傾向
- 最速:2002年:3月18日
- 最遅:2000年:4月3日
- 3月の開花13回
- 4月の開花3回
となっています。
つまり、3月の終わり頃から
遅くとも4月頭には開花を迎えます。
開花宣言から5日~一週間程度かけて
満開を迎えるのが通例です。
満開時期
満開時期をピンポイントで当てる事は
プロでもなかなか難しいようです。
無難なところでは4月の一週目(2017年のカレンダーでは二週目)
あたりが狙い目と言えるでしょう。
昔は入学式と桜の花が同じ時期でしたが
最近は、温暖化の影響なのか入学式の時期では
散ってる事が多いんですね。
名所と穴場をご紹介
続いては、京都の桜の名所と穴場をご紹介しましょう。
清水寺
住所:京都市東山区清水一丁目294
アクセス:京阪電鉄 清水五条駅から徒歩約21分
入場料(拝観料):大人 400円
桜が咲いてなくても人が多い清水寺ですが、
桜のシーズンはもっと多いです(笑)
とはいえ、見るだけの価値はあると思います。
広い境内には約1,500本もの桜があり、
有名な清水の舞台からは見渡すかぎり
桜の海のような景色が広がります。
少しでも人ごみを避けたい、という方は
平日の朝一番に訪れるのが良いでしょう。
祇園(巽橋)
住所:京都市東山区花見小路通新橋西入ル
アクセス:京阪電鉄「祇園四条」から徒歩7分
入場料(拝観料):無料
四条通りと花見小路が交差する
四条花見小路通り交差点を少し北上したエリアが
今回ご紹介する祇園(巽橋)です。
京都と言っても、あちこちに古い町並みが残っている訳ではなく、
昔ながらの風情を残すエリアは実はごく一部なんですね。
この白川エリアは「伝統建築物保存地区」になっていますので、
昔ながらの情緒と桜の美しさを同時に味わえると、人気のスポットになっています。
白川にかかる巽橋から枝垂れ桜をバックに写真撮影がオススメです。
夜にはライトアップもされて、昼間とは違う、
桜の持つ妖しい魅力も味わえることでしょう。
京都府立植物園
住所:京都市左京区下鴨半木町
アクセス:市営地下鉄「北大路」から徒歩10分
入場料(拝観料):大人 200円
北大路通りから北山通りにかけて
広大な敷地をもつ府立植物園は
隠れた桜の名所です。
植物園なので、様々な品種の桜が
目を楽しませてくれます。
桜の時期は普段に比べると
人も多めではありますが、
敷地が広い為、大混雑する
までには至りません。
園内は当然、バーベキューや飲酒は禁止ですが、
純粋に桜を愛でたい人には、
落ち着いた雰囲気はむしろオススメだと思います。
広い芝生の広場があるので、
お弁当を持ってきて桜をみながら
ピクニックというのもいいですね。
近くを流れる鴨川沿いの小道
「なからぎのみち」の桜も有名なので
合わせて鑑賞すると、一粒で二度
美味しいお花見になりますよ。
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遅咲きの桜はある?
最後に、桜が咲くタイミングを逃した方に朗報の
遅咲き桜の情報です。
開花時期が遅い、遅咲きの桜も京都にはあります。
それが右京区御室にある仁和寺です。
住所:京都市右京区御室大内33
アクセス:京福電鉄北野線 御室仁和寺駅から徒歩約3分
入場料(拝観料):大人 500円(御室桜開花期間中)
徒然草にも出てくるこの名刹にある遅咲きの桜は
「御室桜」の名前で京都の人々に昔から親しまれています。
御室桜の樹は低く、視界いっぱいが桜色に
染まる様は、薄桃色の海の中にいるかのような
錯覚を覚えることでしょう。
まとめ
以上、京都のお花見特集をお届けしました。
欧米の方は、お花見という風習はあまりないそうですね。
厳しい自然と共存してきた日本人のメンタリティが
育んだものなのかもしれません。
毎年、桜吹雪に煙るお寺なんかを見ると
ホントに風情があって、日本人で良かったな、
としみじみ思います。
それが年齢からくるものではないことを祈りたいところですが(笑)
みなさんも2017年のお花見をお楽しみ下さい!
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