道頓堀の代名詞といえば何が思い浮かびますか?
かに道楽にたこ焼きやさん、
少しだけマニアックな所では金龍や神座もありますね。
しかし、大阪に来られた事のない人でも
道頓堀と聞くだけで真っ先に思い浮かべるのは
グリコの看板ではないでしょうか?
ミナミで最も人が多い戎橋筋商店街と
最も知名度の高い観光地、道頓堀。
二つが交差するミナミの中心地の中の中心地。
そこにドカンと大きくかけられたグリコの看板は
「道頓堀」と画像検索しただけで
検索結果一覧を埋めてしまうほど道頓堀の象徴となっています。
そんなグリコの看板にはモデルがいるようなのですが、
どのような人なのでしょうか?
それでは早速詳細を見ていきましょう。
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グリコの看板のモデルは誰?
グリコの看板が完成したのは1922年、
今から90年以上も前のことです。
今現在は5代目が設置されていますが、
2014年8月17日でその役目を終え、
取替え工事の後6代目に交代します。
看板に描かれているマラソンランナーは
正式名称を「ゴールインマーク」
と呼ぶそうなんですが、
そのゴールインマークのモデルについて
グリコの公式サイトで触れられていたので内容を見てみると
「当時(1928年)活躍していたスポーツ選手数人の
ゴールイン姿を参考に表情を描き直しました。」(江崎記念館HP・ゴールインマークの歴史より)
ということらしいです。
一部ではモデルとなったのは
フィリピンのマラソンランナー
カタロンさんだという噂もあったんですが、
確かにカタロンさんも1928年に活躍した
ランナーの一人だそうなので、
間違いではないですね
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なぜ看板にランナーが描かれるようになったのか?
なぜグリコの看板にはランナーが描かれているのか。
看板だけでなく、グリコのおまけつきキャラメルにも
ランナーの絵が描かれていますよね。
その理由は、健康的だからだそうです。
1922年に大阪三越で初めて発売されたグリコのキャラメル。
人口の増加や異常気象などで
食糧の自給が追いつかなくなってきた時期、
栄養価の高いキャラメルは
まさに健康を象徴する食べ物でした。
その健康面をPRするために何かいい案はないかと思案した
当時のグリコの社長が考えついたのが
今ではグリコの代名詞となっている
ランナーのデザインだったそうです。
子供のかけっこからヒントを得たそう
すぐさまそのデザインが看板となり飾られたわけですが、
詳細な歴史は現在「江崎記念館」で見ることが出来ます。
まとめ
この記事を書いているのが2014年。
グリコの初代看板は1922年なので
後8年で100周年を迎える事となります。
そのころには何かしらのイベントがあると思いますので
今から楽しみですね!
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