メタ認知とは?能力を鍛えるトレーニング方法とビジネスへの応用

皆さんは、自分自身の認知についてどの程度意識されていますか?

自身の思考や学習、感情や行動を理解し、それらをうまくコントロールできる能力を「メタ認知」と言います。

本記事ではそんなメタ認知の重要性とその向上法、ビジネスへの応用方法を紹介します。

メタ認知とは?

メタ認知とは、簡単に言えば「自分自身の認知を意識すること」です。

つまり自分の思考や行動、感情を理解し、それらを客観的に観察すること。

なので、メタ認知能力が高い人は自分自身を客観的に見つめる力があります。

では、具体的にどんな特性があるのでしょうか?

メタ認知能力が高い人の特性

メタ認知能力が高い人には、以下のような特性が見られます。

  • 自分の行動や思考、感情を客観的に理解できる
  • 周りへの配慮ができる
  • 冷静な対応ができる
  • 柔軟性がある
  • 仕事への意欲が高い

これらは、社会人として求められる基本的なスキルでもあります。

メタ認知能力の磨き方

メタ認知能力を磨くためには、「セルフモニタリング」と「コントロール」が必要です。

セルフモニタリングとは自分の行動や思考、感情を自己観察すること。

そしてコントロールとはそれらを自分自身で制御すること。

これらを繰り返すことでメタ認知能力は鍛えられます。

セルフモニタリングとコントロールの例

具体的な例を挙げてみましょう。

仮にあなたが毎朝出社時間ギリギリに会社に到着し、仕事に取り掛かるまでに余裕がないという課題があったとします。

これを解決するために、まず自分の行動(出社時間ギリギリに到着する)を認識することがセルフモニタリングで、
次にその解決策を自分で考え行動を変えることがコントロールです。

ここで必要になってくるのが客観的な視点。

行動を認識するためには客観的な視点が必要ですし、実際に行動を起こすためにもなぜ今までできていなかったのか、どうすればできるようになるのかを考えるための客観的な視点が必要になってきます。

メタ認知能力を鍛えるトレーニング方法

では、その客観的な視点を持ちメタ認知能力を鍛えるためにはどういったトレーニング方法があるのか。具体的に見ていきましょう。。

文章や図式を活用する

セルフモニタリングとコントロールを上手に行うためには、自分の思考や課題を可視化することが重要です。

それには日記を書いたりマインドマップを作成したりする方法があります。

書籍を活用する

書籍を読むことにより著者が持つ知識や経験、視点を直接学ぶことができます。

これは新たな認識の枠組みを提供し自分自身の考え方や認識のパターンを広げる助けとなります。

メタ認知は自己の思考パターンを理解し調整する能力なので、多様な視点からの知識はメタ認知を深める手段となります。

また、書籍を読むという行為は自己の認知過程を活性化します。

読解という過程で情報を解釈し、理解し、自己の既存の知識と関連付けることが必要となります。

これにより情報の整理と理解の深化が行われ、メタ認知能力の鍛錬に繋がります。

メタ認知能力をビジネスに活かす方法

次に、メタ認知能力をビジネスに活かす方法を見ていきましょう。

社員全体のメタ認知を鍛える

メタ認知を鍛えるのは、個々の社員だけでなく組織全体としても重要です。

上司や管理職はメタ認知の高い部下をサポートし、個々の能力を最大限に引き出す環境作りが求められます。

メタ認知の高い人材へのフォロー

また、メタ認知の高い人材への適切なフォローも重要です。

自意識過剰になるなどのデメリットを乗り越えその能力をフルに活かせるよう、サポート体制を整えることが求められます。

メタ認知能力とビジネスパフォーマンス

メタ認知能力が高い人は仕事の意欲が高く、生産性も高いとされています。

また、自己認識が高いため人間関係もスムーズに保つことができます。

これらの特性はビジネスの現場において非常に重要です。

まとめ

今回はメタ認知とは何か、その鍛え方、そしてビジネスへの応用方法を見てきました。

メタ認知は自分自身の思考や認知活動を理解し、それを上手にコントロールする力です。

この能力は仕事の効率や生産性、人間関係などビジネスの様々な場面で活かすことができます。

ただし、メタ認知能力を発揮するためには日々の意識的なトレーニングと継続的な反省が必要です。

また、自意識過剰になるなどのデメリットを乗り越えるためにも、適切なサポート体制が必要です。

この記事がメタ認知能力の重要性を理解し、その鍛え方について考えるきっかけになれば幸いです。