たかちんさん
深井龍之介さん
よっしーさん
の3名がパーソナリティーとなり、才能についての研究を語り合うポッドキャスト番組
「みんラボ(みんなの才能研究所)」
#002のまとめと、感想をつらつら記載しています。
※本記事は著者の個人的な意見を基に、まとめと補足を作成しております。
まとめ先の作成者及びコンテンツ内容と直接的な関りはございません。
才能を活かせてない人はどうすればいいのか?
Time-00:10
才能を活かせていない人はどうすればいいのか、
まず始めにできる1番簡単な方法は毒を抜くこと。
毒とはなにか?
毒とは「自分の体に取り込まれる良くないもの。」
すなわち「物理的・精神的なストレス」という感じで表現されています。
毒には「物理的な毒」と「精神的な毒」の2種類がある。
物理的な毒の具体例
- 体に悪い食べ物
- 運動不足
- 不規則な生活
など。
精神的な毒の具体例
- マウントを取ってくる上司など、関わりたくない人間
- 満員電車
- オーバーワーク
など。
毒を抜くにはどうすればいいのか
Time-00:45
毒を抜くための1つの方法として「マイナスを0にする」ことが重要。
ハーズバーグ理論の衛星理論によると
マイナスをゼロにするだけでもかなり改善されるとされている。
ハーズバーグの衛生理論とは
フレデリック・ハーズバーグ氏の論文「How do you motivate your employees?」の中に登場した理論です。
仕事のモチベーションを下げる(不満足感を感じる)要因として
1.経営 方針
2.上司との人間関係
3.作業条件
4.賃金
5.同僚との人間関係
6.部下との人間関係
7.地位
8.雇用の安定
の8つが挙げられています。
本編では、モチベーションを下げる要因を除く事を「毒を抜く」と表現されているようです。
8つの要因を「精神的な毒」としてまとめ、
さらに「体に悪い食べ物」などの要因も物理的な毒も要因として追加されていました。
深井さんの例
大企業に入ったものの、自分にとって嫌なことがたくさんあった。
・考え方が違う
・上司の言ってることが全く尊敬できない
体に毒が溜める事になってしまったのはなぜか?
↓
自分の好きな事に素直じゃなかった。
世の中でやったほうが良いと思われることを選択した(世間的に良い会社と言われるところに入社した)結果、
自分の素質と乖離した選択を取ってしまった。
精神的なブレーキがかかっている状態では才能が発動しない
重りを取り外して走れる状態は
周囲からはダメになってるように見えるけど、自分の体感としてはすごく良かった。
良い会社に勤めているとかは関係ない
世の中でこうしたほうが良いよと言われている事を選択してしまっても、それを一度ゼロにする(重りを取り外す)ことが大切で
周囲からどう思われているかではなく、本当に自分にとって大切なことをすることが重要
自分の嫌なことを知ることも大切。
嫌なことに気づくためにする嫌な思いはしても良いと思う
才能がどこで発揮できるかを知るための嫌なことはしても良いと思う
ここで表現されている「重り」はハーズバーグの衛星理論でいう
モチベーションを下げる要因とは一部逆に取れそうな部分があり、
4.賃金
7.地位
の2つは世間的は恵まれているように見えても
深井さん的にはそれが精神的なブレーキになってしまっている状態とのことでした。
深井さんにとって賃金や地位は重要度が高くない要因なのか、
いくら賃金や地位が良くても他の要因がそれ以上に重かったのか。
どんな状況なら才能が発揮されて、どんな要因が自分の才能の妨げの大きな要因になるのかを理解することが大切だと感じます。
そのあたりの話は以下でもされています。
才能の発動条件を理解することが大事
(自分の才能の発動条件を)知らずに運よく才能が発揮できている人は
運が悪くなったら発揮できなくなる
運が悪くなる状態
親や友人など、周囲の人に発揮させてもらっている
→その人がいなくなると才能が消える
自分の才能がどのような条件で発揮されるか。
発動条件を理解することが大切
発動条件を広げる努力も大切だが、それには心の余裕が必要
親がいるからこその心理的安全性なのか。
よっしーさんの発言
親という存在が自分に何をもたらしてくれてるのか、とか。
なんかそういうのがもっとわかると発動条件広げられるはずだよね。
他人に才能を発揮させてもらってるのではなく、
自分で才能を発揮できる状態を作ったほうが良い。
その為にできる努力?→才能の発揮条件に対して自分で責任を持つ。
簡単に言うと→才能が発揮できないことを他人のせいにしない。
Youtubeチャンネル「リベラルアーツ大学」を運営している両学長が言う所の
「原因自分論」と同じ解釈になりそうです。
↓
とはいえ、「他人のせいにする(文句を言う)のは感情だからしょうがない。」
という前提で色々なものを省いていったほうが良い。
解釈するための例え
散らかった部屋を片付けることに例えられる。
汚い部屋からゴミを省くことで部屋の良い面が見えるように
自分の良いところに気付く心の余裕ができる。
その過程で人のせいにするのはしょうがない。
たとえ話として紹介されている例ですが、
実際に精神が不安定だと部屋が散らかるという話もあるので
心に余裕がないと感じたときは物理的に部屋の掃除をしてみるのもいいかもしれません。
心の余裕を作るために
心の余裕を作るためには一回全部を取り外してみて、自分が一番わがままになれる道に行ってみるのも良い。
Time-06:40
具体例:携帯を持たずに無人島に行った時の話。
社会とのつながりが「重り」になっている話に繋がる印象を受けました。
Time-07:50
一方で会社を辞める(毒を抜く)のは相当勇気がいる。
→会社を辞めるきっかけの話。
いかにして毒を抜くのかは大事だけど、
生活がかかっているとそれが難しい。
満員電車での通勤など、慣れるとそれが毒とさえ気づかなくなっている場合がある
自分にとっての毒は何かを気付くことが重要
『自分にとっての毒は何か?』
気付くためには常識を疑うことが重要
毒が蓄積するとうつ病など、体に何かが起こる。
ただ、才能を活かしている人でさえ
才能を活かしているからこそついついやってしまって
毒が蓄積していることに気付かないことがある。
やりたいことがいつの間にか毒になってしまう場合もある
最初は休息も必要にないぐらい楽しくやっていたことでも、責任が大きくなったり周りの環境が変わってくると「やりたい」が「やんなきゃ」になってしまう。
そうならないためには注意深くやりたい状態を保つ努力が必要。
やりたいがやらなきゃになってしまう原因
周りの期待が大きくなってきて、それが重りになる。
周囲にも悪意があるわけではなく、応援したいという善意がプレッシャーを与えている場合がある。
善意の受け取り方が大事
善意の受け取り方は自転車に乗る感じで失敗しながらじゃないと学べない。
擦りむいたぐらいで覚えていければベストだけれど
複雑骨折して致命傷を受けるときもある。
才能に対してのリテラシーが必要
深井さんの才能の発動条件。
自分の制約を作らない。
自分が決断しようとした時に選択肢が他人に減らされない環境を作る。
今は歴史的にもかなり働き方が変わってきている時代
これから副業を始めるにも自分の才能を理解していないといけない。
副業が才能を見つける一番の方法
今まで強制されてた社会から解放された社会になってしまったことで逆に生きづらくなった人もいるはず。
指示通りに動く人には厳しい社会になってくるかも。