昔から岩手県や青森県では座敷わらしに
まつわる言い伝えが数多くありました。
座敷わらしとは、家に住み着いている
先祖の守り神・精霊のような存在のことを言うのですが、
その姿を見たり、不思議な体験をした人は
大変な幸運(男=出世 女=玉の輿)に恵まれると言われています。
実はわたし、緑風荘に一度だけ泊まったことがあるんです。
ここではその経験から、座敷わらしは本当にいる?
の疑問に迫ってみたいと思います。
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座敷わらしは本当にいるの?
泊まった宿は南部曲がり家「緑風荘」
緑風荘は岩手県金田一温泉郷の一角にある
座敷わらしに会える宿として有名な旅館です。
そこは座敷わらし伝説にふさわしく、
鄙びたたたずまいがいい雰囲気でしたが、
2009年に火災に遭い全焼してしまいました。
※2016年に再建しました。
亀麿神社は焼けなかった
その緑風荘の守り神・座敷わらしの
亀麿を祀っているのが亀麿神社で、
ここだけが焼けずに残りました。
亀麿は670年くらい前の南北朝時代、
6歳の時に亡くなるのですが、亡くなるときに
「末代までこの家を守る」と遺言したと伝えられています。
座敷わらしが多く出没するという槐(えんじゅ)の間とは
宿泊したのは火事になる前の緑風荘でした。
、
座敷わらしが多く出没するという
槐(えんじゅ)の間も見ることが出来たのですが、
そこは12畳くらいの広さで、
部屋のあちこちに溢れるほどの人形が飾ってありました。
座敷わらしの遊び相手として、
全国から送られてくるのだと宿の人から聞きました。
その姿を見た人には、幸運が訪れるという言い伝えもあることから
- 原敬(第19代内閣総理大臣)
- 米内光政(第37代内閣総理大臣)
- 福田赳夫(第67代内閣総理大臣)
- 稲盛和夫(実業家)
- 金田一京助(作家)
- 三浦哲郎(作家)
- 遠藤周作(作家)
- 本田宗一郎(本田技研工業創業者)
- 松下幸之助(パナソニック創業者)
その他大勢の知名人・有名人も多く宿泊しています。
しかし、総理経験者が3人も宿泊しているなんて驚きです!?
座敷わらしは本当にいるのか
このことについては、存在を信じている人、
中には会ったことがあるという体験談を話す人もいます。
でも、真偽の程は定かではありません。
見た、聞いた、感じた、この五感で感じたものは、
体験した人にとっては真実であるのですから、
外野が嘘ホントを問うことではないのでしょうね。
ちなみに宿泊した私は、座敷わらしに会えませんでした。
足音や笑い声の謎とは!
座敷わらしの姿は、諸説あります。
5~6歳歳の子供または、15歳くらいまでという説もあり、
年恰好も住み着く家ごとに違っているようです。
男の子の髪型はザンギリ頭、女の子はおかっぱ。
または、双子の男の子だという説もあるんです。
男の子は黒っぽい着物を着ています。
女の子は赤いちゃんちゃんこに小袖、振袖を着ています。
この座敷わらしたちがいたずら好きなんですよ!
- 夜中に走り回る足音がしたり、
- 水音をさせたり
- 布団の上にまたがったり
- 枕を返したり
- 粉の上に小さな足跡をつけたり
といたずらし放題なんです。
また誰もいない部屋から笑い声がした、という証言もあります。
このあたりは精霊とは言え子供ですから無邪気です。
おばけ・・・というとどうしても怖いイメージですが、
会いたいおばけNo.1ともいえるのが座敷わらしなのも分かります!
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待ち受け効果ってどんなこと?
これは幸運グッズの一つです。
座敷わらしの絵をスマホや携帯の待ち受け画面に設定して、
毎日眺めると幸せが訪れるという企画です。
携帯にお守りのストラップを下げるような感覚で、
座敷わらし絵を御守りとしていつも肌身離さず大切に持っててね。
わらし様があなたの身を守り幸せな出来事が訪れるようになるから。
とこのようなモノです。
企画しているのは、
これも座敷わらしに会える旅館として有名な岩手県タガマヤ村。
- 収入が大幅にアップしました
- 恋人が出来て結婚しました
- 娘が念願の妊娠をしました
などの感謝のメールが届いているそうです。
数々の芸能人がタガマヤ村を訪れた後に
人気が急上昇しているのも関心が集まる一因なのでしょう。
まとめ
座敷わらしは本当にいる?足音や笑い声の謎は?待ち受け効果とは
についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。
こうして書いてみると、
一度は座敷わらしに会いたいものだと、
気持ちも高まりますが、
実は、座敷わらしの姿をみるということは
一説には、運気が下がる予兆なのだとも言われています。
普段は汚い恰好をしているのに、
振袖を着た座敷わらしをみたら、残念!
その座敷わらしは貧乏神ですから!
会えないのも幸せなんです。
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