大阪市内は同じような建物ばっかり並んでいて、どこを歩いているかよくわからない。
ビルばっかりで見通しが悪いから目的地がわからなくなってしまう。
あなたは大阪の道を歩いていてそんな不便を感じたことはありませんか?
実は大阪の道はある一つのポイントさえ押さえれば、迷わず簡単に目的地までたどり着けるようになるんです!
それは、主要な「筋」と「通」だけを覚えるということ。
具体的にどういうことなのか、詳細を見ていきましょう!
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「筋」と「通」の意味は?違いは何?
大阪に来られたことがない方も「御堂筋」と言う言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これ、実は道路の名前なんです。
大阪には御堂筋や四ツ橋筋、長堀通りや中央大通りといった名称の道路があるのですが、
良く見ると道路名称に「筋」と「通」の2パターンがあるんですよね。
この2パターンの名称はいったい何が違うのでしょうか?
「筋」と「通」の違いは?
その違いはとても単純で、
南北に走る縦の道路を筋(すじ)
東西に走る横の道路を通(とおり)
と呼ぶ、ということです。
なぜ筋と通りの2パターンが存在するのか、その由来ははっきりしていないのですが
単純にわかりやすいように縦(南北)を筋、横(東西)を通りにしよう。
と決められたのが有力な説とのことです。
道路名称の覚え方は碁盤目状に考えるとわかりやすい
中学や高校で日本史を勉強したとき「京都の平城京や平安京は碁盤目状になっている」と習った覚えはありませんか?
同じように大阪の街も碁盤目状の作りとなっていて、その形が今でも引き継がれています。
この形を見る度に私はシムシティを連想します(笑)
実際シムシティで同じような形の街を作ってみると、かなりのスピードで発展していくので
この形状の街づくりは理にかなっているのかもしれませんね。
大阪市内の道路は細かい所も入れると縦横それぞれ30ほどの道があるので、全て覚えるのはかなり難しいです。
なので、ここでは日常会話でよく出てくる「5本の筋と4本の通り」を紹介していきますね!
これだけを覚えれば大阪市内、特に中央区のビジネス街を網羅できるので
出張で大阪に来られる場合などに非常に有効ですよ。
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大阪の主要道路を紹介
筋(すじ)
大阪市内の主要な筋を
西から紹介していきましょう!
四ツ橋筋(よつばしすじ)
御堂筋と対になる大阪の静脈と呼ばれる道路。
難波から梅田までを繋ぐ南から北への一方通行の道路です。
御堂筋(みどうすじ)
梅田から大阪市役所を経由し難波に繋がる大阪の大動脈。
四ツ橋筋とは逆に北から南へ向かう最大8車線の一方通行。
堺筋(さかいすじ)
中之島近くの北浜駅から日本橋を抜けて動物園前近くまで延びる道路。
先日紹介した日本橋でんでんタウンがこの筋沿いにあります。
[blogcard url=”https://pally-pally.com/tiiki/375/”]松屋町筋(まつやまちすじ)
南森町あたりから天王寺動物園までを結ぶ道路。
老舗のおもちゃ卸問屋が並ぶ「まっちゃまち」で有名です。
谷町筋(たにまちすじ)
1号線から天王寺までを結ぶ道路。
この筋から西はビジネス街、東は住宅街と分かれておりお寺も多く建ち並んでいる古風な筋です。
通(とおり・どおり)
大阪市内の主要な通りを北から紹介していきましょう!
本町通(ほんまちどおり)
西区から大阪城までを結ぶ道路。
それほど大きな道ではありませんが、
そのすぐ南の中央大通の交通量が多いので迂回路としてもよく使われています。
中央大通(ちゅうおうおおどおり)
南北の御堂筋に対する東西の主要道路。
阪神高速道路と重なっているうえに、工業の中心、西区、南港から繋がる交通の要となっているので、毎日たくさんの車両が通行しています。
長堀通(ながほりどおり)
京セラドームの北側から玉造あたりまでを結ぶ道路。
途中の心斎橋から松屋町辺りまでにファッションブランドのビルや高級マンションなどが建ち並ぶ、
今回紹介する道路の中では一番都会の雰囲気を感じられる道だと思います。
千日前通(せんにちまえどおり)
対象から難波、日本橋を通り鶴橋あたりまでを結ぶ道路。
ミナミの雰囲気がとても強いベタな大阪の雰囲気を存分に味わえる道です。
まとめ
という事で今回は、大阪の道路について見てきました。
今回は主要な道のみを紹介しましたが、完全に把握していなくても東西南北に整列して道路が走っているので、ちょっと道を間違えたとしてもすぐに復帰できるのがいい所です。
まずは御堂筋と中央大通りあたりから一つずつ覚えていただければわかりやすいかなと思います!
このページすばらしいです。
しんまいドライバーには、とても役立ちます。
ありがとう。