まとめと感想~【みんなの才能研究所|みんラボ】#001 前編|才能を活かしている人とそうでない人ってどう違う?

たかちんさん
深井龍之介さん
よっしーさん
の3名がパーソナリティーとなり、才能についての研究を語り合うポッドキャスト番組
みんラボ(みんなの才能研究所)

#001のまとめと、個人的な感想をつらつらと記載しています。

ポッドキャストの音声はこちら

※本記事は著者の個人的な意見を基に、まとめと補足を作成しております。
まとめ先の作成者及びコンテンツ内容と直接的な関りはございません。

【#001の要約】
才能を生かしている人とそうでない人の違いについて

才能を生かすために重要なこと
・好きなことをやって自然体でいること
・運が良いこと
・自分の感情を上手くコントロールしていること

才能を生かすために必要なこと
・発動条件が整っていること
・人間関係が良好であること
・健康状態が良いこと
・自分が好きなキャリアについていること

才能の定義を復習

Time-01:17~

  • 才能の定義を復習:努力なく、ついついやっちゃう(できちゃう)事
  • 定義の追加:自分が得たい成果のために使えるもの(行動できること)
  • 才能を持っているのに使えると気づいていない人もいる→※後ほど深堀り
  • ついつい怠けてしまう「怠け癖」は才能とは呼ばない→成果が得られない
  • 怠けたいから効率化するのは才能ではない?
  • それは効率を上げる才能と呼べる
  • 怠けるは「ついついできちゃう事」ではなく、「ついついやってしまう事」
  • ついついやっちゃうことが成果に繋がっていなければ才能ではない
  • 成果に繋がっていない場合は発動条件が合っていない可能性もある

寝るのが好きだからついつい寝ちゃうだけでは才能にならないけれど、
寝ることを追求するために、ついつい色々な寝具を試して睡眠の質を分析してしまうという人は「睡眠の質を上げる成果に対して才能を持っている」と言えますね。

「〇〇の成果に対して」という捉え方をするとスムーズに才能かどうかが判断できそうです。

本人が気づいていない才能は才能ではない

Time-03:43~

  • 成果に活かせていないと才能ではない
  • 自分で気づいていないことも才能ではない
  • 成果に活かせている行動は「才能」
  • 成果に活かせていない行動は「特性」
  • 特性を才能にする作業が大切
  • そのためのフェーズとして、才能を「自覚する」「活かす」「発動条件を整える」の3ステップがある
  • 3ステップを達成すると才能をいつでも使えて「才能がある」と呼べるようになる

才能と特性の違いを辞書で調べると

才能:物事を巧みになしうる生まれつきの能力。
特性:そのものだけが持つ性質。特有のすぐれた性質。

※能力:物事を成し遂げることのできる力
※性質:もって生まれた気質

weblio辞書より引用

つまり
才能は「能力」であって、能動的にできること
特性は「性質」であって、状態としてあること
という意味でした。

自分で認識していないものを能動的に使うことはできないので
「なんかわからんけどできちゃうんだよね。」レベルは特性で、
「こうすれば成果が出ると認識できる」レベルまで持って行く事が大切。

という事は、3ステップの中でも特に「発動条件を整える」が重要になりそうです。

Time-08:09

逆説的に、「才能を活かせている」とは
ついついやっちゃってる上に本人はそれに自覚してない状態

☆才能が「自動で起動している」状態

特性を才能にする

Time-04:20~ 

一般通念として、才能はレベルが高いとか高水準の能力だと理解されているけれど、
そんなにスペシャルなものではない。

みんラボ的には才能とは
役に立つ、ついついやっちゃうこと

Time-12:00

才能は有る無しではない。

「素質」や「資質」といった全ての人に生まれ持って備わっているものだという認識。

決して「誰でも生まれ持った才能があるんだから何もしなくても成功できる。」
という意味ではないと解釈しました。
上の方にある「努力は関係ない」という言葉があるために、それと併せて勘違いされそうですが、

要は、他人からはめちゃくちゃ努力してるように見えるけど
本人は努力と感じることが無く
いくらでも行動できることが才能
という事だと思います。

Time-12:31

もう1つ大事なのが相対的じゃなくて、絶対的だというところ。

周りと比べてすごいというものではない。

「自分の中で」特に優れたところ。

ついついやっちゃって、成果が出やすいというのがすごく重要なので
周りと比較しないで考えた方が良い。

人と比べてしまうと「周りに勝つために頑張らなきゃいけない」気持ちに支配されて「ついついやっちゃう」とは真逆の行動をしてしまいますもんね。
資本主義社会は競争の社会とも言われていますが、
これからの多様性の時代、1つの価値観で優劣を決めるやり方は古くなってきていると思います。

才能を活かせている人の特徴1

Time-15:12

何が得意で、何が苦手かを自覚している。

そこを理解したうえで仕事を選定する。

※やりたくない仕事をしない。という意味ではなく
この領域だったら成果が出せるから、この領域で貢献します。
というポジィティブな選び方をしてる。

今までこんな経験をしてきたから、その仕事ができます。
というロジックではなく
自然とエネルギーが出るからその仕事をやりますという考え。

自分の才能とエネルギーの掛け算で仕事をしている。

Time-18:12

趣味から才能を見つけられることも多い。

本編では具体例で、ゲームが得意な人からマーケティングの才能を見出し大成功した話をされていました。
冒頭にも書いた、短期的には役に立ちそうにない好きな事でも、突き詰めれば人の役に立つ可能性がある
というお話は、食べるのが好き→グルメの仕事といった直接的な事だけでなく
趣味の内容を要素に分解すれば無限に活用できそうです。

才能の「発動条件」

Time-18:22

才能には「発動条件」が存在していて
この環境を満たしたらうまくいくという人がたくさんいる。

仕事においては人事の配置でパフォーマンスがめちゃくちゃ変わる。

日本人はルールに従う才能を持ちやすい?

Time-19:55

ルールに従って生きること自体が才能という人が集まれば
高品質の商品を作りだすのに向いた組織ができる。

日本のメーカーが強かったのはそういった才能が多く集まったため。

日本は文化的にルールに従って作業することが得意な人が多い。

ルールに従って生きる才能を持っている人はそういうシステムのほうが幸せで
自由にしていいといわれると困る人が結構多い。

年々、精神的に病んでいる人が増えていることから
ルールで行動を固める働き方がどんどん時代に合わなくなってきていないのかもしれません。

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-09.html

才能を活かしている人の特徴2

Time-20:43

周囲で才能を活かしているなと思う人の条件が3つある

  • 1.好きなことをやっている
  • 2.自然体
  • 3.運がいい

運が良いの具体例

運が良い人を具体的に掘り下げると、
才能を生かす機会が舞い込んで来る状態を作っている

普段の活動で運が良くなる確率を上げる活動をしている。

「機嫌がいいから話しかけられやすい」といったことも関係していると思う。

才能を活かすためには感情が重要

常に上機嫌な状態でいる人は才能を活かせている人が多い。

ポジティブな言葉を発している人は人を惹きつけやすい。
そういう人は周囲の人に対して温かみを与えているから、人が寄ってきて色々なチャンスが巡ってくる

才能を活かしている人の特徴3

Time-22:47

  • 人間関係が良好
  • 健康状態がいい
  • お金が裕福、もしくは十分な自分が欲しい額がある
    ※年収700万以上は幸福度が変わらないという研究がある
  • 仕事上で自分が好きなキャリアについてる

といったものが全部整えば才能が発揮される

才能を活かせていない人の特徴→次回に続く