スカイマイルタワーの高さはドバイの2倍!施工費や耐震は大丈夫?

世界一高いビル、
ドバイのブルジュハリファ

1400億円という
莫大な施工費で建てられた
地上160階、高さ828mの
人類史上最も高い建造物ですが、

今、この記録を超える高さ
建物の計画が建てられているんです。

それも日本で!

一体どこに建てられるんでしょうか。
どんな建物なんでしょうか。
そもそもそんなに大きな建物は
日本に必要なんでしょうか?

今回は日本で計画されている
超高層ビル
スカイマイルタワーについて
見て行きたいと思います。

それでは早速行ってみましょう!


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スカイマイルタワー・ネクスト東京とは?

始めに、スカイマイルタワーとは
どんなものなのか見てみましょう。

まず、高さは1700m
場所は東京湾に計画予定とのこと。

高さ約1700mというと
ブルジュハリファの約2倍の高さ。
スカイツリーの約3倍の高さですね。

大都市に人口を集中させて、
それ以外の場所は自然に戻していく

という未来都市計画
「ネクスト東京」で発案された
シンボルタワーが
このスカイマイルタワーなんです。

中は住宅地やオフィス、
ショッピングモール、
レストラン、ホテル
などを展開し、

1つのビルの中に都市を作り上げて
生活を完結させようという

まるでアニメで見る
近未来都市のようですが、
住み心地はどうなのでしょうか??

耐震設計の施工費がすごいことになりそう

たしかに素晴らしい構想ですが
施工費が気になりますね。

ブルジュハリファの施工費は
1400億円だといわれていて、
スカイマイルタワーは高さが約2倍。

といっても施工費も単純に2倍に
なるわけではないです。

ドバイに比べれば土地も高いし
なんと言っても地震大国ですから
高度な耐震技術が必要になります。

例えば
2016年現在日本一の高さを誇る
大坂のあべのハルカスの場合

高さは300mですが施工費は
ブルジュハリファにほぼ匹敵する
1300億円だそう。

あべのハルカスを見るだけでも
スカイマイルタワーは
相当の施工費がかかることが
予想されますね。


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本当に実現する?そもそも必要?

建設に想像を超える
巨額な費用がかかる
スカイマイルタワーですが、

果たして本当に
実現するのでしょうか?

そもそも、これほどの
超高層ビルの建設は
私たちに必要なのでしょうか?

まずは人口問題
スカイマイルタワーの完成予定は
2045年だそうですが、

その頃日本の人口は
1億人程度まで減少し、

東京の人口も現在より
100万人程度は減るかも
なんて予測もあります。

スカイマイルタワーは
50万人が収容できるそうなんですが、
もし建設したところで、

その頃そこに住む人は
いるのでしょうか?

また、地震大国の日本。
巨大地震が起こった時
建物自体が壊れることがないとしても

避難については
不安が残る部分があります。

もし、停電が起こったら
地上まで自力で降りることは
できるのでしょうか?

完成予想図を見る限り一定階ごとに
ヘリポートが設置できそうな
空間がありますが、

高度1000m越えの都市部上空は
風も強いでしょうから

そこからヘリに乗り移るのは
高所恐怖症の私からすると
かなり恐ろしいです。

と、個人的に考える問題は
いろいろありますが

夢みたいなことを
しっかりと実現してしまう
日本人の技術の高さと粘り強さ。

30年後、きっと世界に誇れる
世界一の超高層ビルが日本に
完成するだろうと思います。

まとめ

大都市に人口を集中させて、
それ以外の場所は自然に戻していく。

そうすることで、他人との交流と
自然との触れ合いの両方を
手にいれることができる
という、
未来都市計画「ネクスト東京」

まるでアニメの世界のような、
便利で快適な未来都市が
この日本に実現するのも
夢ではないかもしれません。