エゴサーチは使い方によっては悪いものではないですよ。
今回は効果的なエゴサーチの方法についてお話ししましょう。
はい!お願いします!
この記事ではエゴサーチ(バニティサーチ、レピュテーションマネジメントサーチともいわれる)を効果的に行う方法とご紹介します。
エゴサーチを活用すれば、あなた自身やあなたのビジネスに関する重要な情報を検索する方法を身につけることができるようになるはずです。
それでは、Googleでエゴサーチをする方法を順を追って見ていきましょう!
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Googleでエゴサーチをする方法
エゴサーチのやり方は基本的にはGoogleにアクセスして、自分の名前か会社名を入力するだけ!
ですが、より詳細にエゴサーチを行いたい場合には以下のような方法があります。
引用符(” “)を使用する
あなたの名前が一般的なもので、特定の結果を得るのが難しい場合は、名前を引用符で囲むことでそのフレーズ全体を検索することができます。
例えば、”山田 太郎”と検索すれば、「山田」と「太郎」両方の単語が含まれるページのみが表示されます。
マイナス記号(-)を使用する
関連性のない検索結果を除外するためにマイナス記号を使用できます。
例えば、山田太郎さんが自分の名前を検索しようとした場合「山田太郎ケトル」という名前のケトルが混じってしまったとします。
このように自分と同じ名前が製品名やブランドに使われていて、その製品やブランドの情報が検索結果に混ざってしまう場合、
「山田太郎 -ケトル」のように「-除外したい単語」を検索語句に追加することで、その単語が含まれた情報を除外することができます。
サイト特定の検索
特定のウェブサイト内で自分の名前がどのように使用されているかを調べたい場合、”site:”を使用して検索することができます。
例えば、”山田 太郎 site:example.com”と入力すれば、そのサイト内であなたの名前がどのように使用されているかを調べることができます。
※「example.com」はあなたが調べたいサイトのURLに書き換えてください。
Googleアラートを設定する
Googleアラートは、特定のキーワードについて新しい情報がインターネットに公開されると通知を受け取ることができるサービスです。
あなた自身やあなたの関心事をキーワードとして設定すれば、新しい情報が出たときに自動的に通知を受け取ることができます。
エゴサーチはなぜ重要?
エゴサーチが重要である理由は3つあります。
客観的な意見を知れる
1つ目の理由は、一般の人があなたやあなたのビジネスについてどう考えているかを知ることです。
エゴサーチをすることであなたについて何が言われているかを知ることができ、否定的なコメントに反応したり、あなたのことを肯定的に評価している人たちと関係を構築する機会を与えることができます。
また、ブランドの評判に関する問題や、あなたやあなたのビジネスを取り巻く誤解を監視するのにも役立ちます。
ターゲットのニーズをキャッチできる
2つ目の理由は、ターゲットのニーズに合わせたコンテンツを作成するのに役立つからです。
人々があなたやあなたのビジネスに関連して何を話しているのかを知ることで、あなたのフォロワーが興味を持つようなコンテンツのアイデアを得ることができるのです。
例えば「ヤマダシューズ」という靴のブランドが自社をエゴサーチする場合について見てみましょう。
リアルタイムのフィードバック
エゴサーチで「ヤマダシューズ レビュー」と検索すると、最近の新製品に対する顧客の感想や評価を見ることができます。
「ヤマダシューズは歩きやすい」というポジティブなコメントや、「色がすぐに褪せる」というネガティブなフィードバックを発見することができるでしょう。
問題点の発見
「ヤマダシューズ」と検索した結果、一部のユーザーから「サイズが合わない」というコメントが見つかるかもしれません。
こうした意見が、サイズ表記の改善や試着サービスを検討する材料となります。
ターゲットの興味や趣向の把握
エゴサーチを通じて、多くのユーザーが「ヤマダシューズ サステナビリティ」や「ヤマダシューズ エコ」のようなキーワードで検索していたとします。
これは、顧客が靴にもSDGsを求める傾向として捉えられます。
コンテンツの改善
エゴサーチの結果、特定のモデルやカラーに関する意見がたくさん上がっているのを見つけたとします。
この情報を基に、その人気のモデルやカラーをフィーチャーした新しいコンテンツやキャンペーンを打ち出すのもいいかもしれません。
競合との差別化
「ヤマダシューズ [競合ブランド名] 比較」というキーワードでのエゴサーチを通じて、顧客がどちらのブランドを好むのか、どの点でヤマダシューズが優れている(または劣っている)のかを把握することもできます。
自分の名前が悪用されているのを発見できる
3つ目の理由は、詐欺やフィッシングにつながる可能性のあるあなたの名前を悪用したオンラインコメントや投稿に目を光らせておくことができるということ。
匿名性のあるインターネットの世界だからこそ、簡単にあなたの名前が使われ悪用されることが無いようエゴサーチを活用しましょう。
エゴサーチのデメリット
エゴサーチは情報収集において有効なツールではありますが、以下に挙げる3つの欠点を理解しておくことが重要です。
大量の時間と労力が必要
エゴサーチの欠点の一つは、多大な時間と労力を消費することです。
Googleの検索演算子を利用すれば関連性の高い情報を抽出することは可能ですが、それでも絞り込んだ結果から必要な情報を探し出すためにはかなりの時間を費やす必要があります。
誤解を生む可能性がある
エゴサーチの二つ目のデメリットは、誤った安心感をもたらす可能性があることです。
自分や自社の名前で検索を行っても気づかない情報があるかもしれません。
そして、それがネガティブな評価や批判である場合、見過ごしてしまうことで改善の機会を逃してしまうかもしれません。
関係のない結果を引き寄せる可能性がある
三つ目のデメリットは、エゴサーチが必要な情報とは無関係の結果をもたらす可能性があることです。
自分と同じ名前を持つ他の人や同じ名前の他の会社の情報が検索結果に混ざってしまい、自分にとって必要な情報を見つけ出すのが難しくなることがあります。
まとめ
今回はエゴサーチについて、精神的にネガティブになるというもっともよく知られている影響をあえて省き、機能的な面から情報をまとめてみました。
エゴサーチは、あなたの名前やビジネスに関するオンライン会話を追跡するための重要なツールです。
人々があなたについて何を言っているのか、どのように対応すべきかを知り、あなたのブランドの評判を監視し、より適したコンテンツを作成し、詐欺の可能性のある投稿やコメントに目を光らせておくのに役立ちます。
しかし、時間と労力がかかることや、誤ったセキュリティのリスクなど、欠点も認識しておくことが重要です。
最終的には、エゴサーチを成功させる方法を理解することが、オンラインでの評判を保護し、管理するための貴重なスキルとなるのです。
「エゴサ―チはやるな」ってよく言われるんですけど、そんなに悪いことなんですか?