はやいもので、もう3月。
春、観光シーズンが近づいてきましたね。
今回は世界的な観光都市として名高い
京都へのアクセスを調べてみましょう。
特に関西国際空港(以下、関空)と大国際阪空港(以下、伊丹)からの
アクセスに絞って調べてみました。
距離、時間、価格といった切り口から
アクセスを調査しましたので、
飛行機を使って入洛される際の
参考にしてみて下さい。
なお、京都は繁華街と駅の距離が離れている為、
これ以降、京都と記載するのは京都駅を指します。
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
それでは、いきましょう。
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京都へ行くには伊丹、関空どちらが早い?
そもそも京都からそれぞれの空港までは
いかほど離れているのでしょうか?
単純な直線距離
- 京都駅-伊丹36.2km
- 京都駅-関空77.9km
距離だけを見ると、やはり圧倒的に伊丹が
近いことがわかります。
関空から京都への経路は?
では、関空からどのような経路で
京都へたどりつけるのか
調べてみましょう。
電車
まずは電車です。
関空の最寄駅「関西空港」駅に
乗り入れている路線はJRと南海電鉄の2本。
このうち、南海電鉄は京都まで路線がありません。
よって、電車での経路はJRをメインに紹介します。
(最速)
関西空港⇒<特急 はるか>⇒京都
乗換:なし(直通)
乗車時間:1時間20分程度(目安)
料金:2850円(自由席)
(リーズナブル)
関西空港<JR関西空港線 関空快速>
⇒大阪駅乗換<JR京都線 新快速>⇒京都
乗換:1回
乗車時間:1時間50-2時間程度(乗継時間により前後する場合あり)
料金:1880円
車
続いて車でのアクセスです。
京都の最寄インターチェンジは、京都南と京都東があります。
京都駅に近いのは、南インター。
繁華街である、四条界隈に近いのは東インターです。
今回は、京都駅に近い南インターまでの経路を調べてみます。
ちなみに、いずれのインターも、中心部からは多少離れており、
インターを降りた後、一般道を15-20分程度走る必要があります。
(最短・最安ルート)
- 関西国際空港
- ⇒阪神高速
- ⇒阪神高速11号池田線から名神高速道路へ
- ⇒京都南インター
距離:100km
料金:2260円(ETC割引無)
伊丹空港から京都への経路は?
次に伊丹空港から京都までの経路を比較してみます。
電車
まずは電車です。
伊丹に乗り入れている電車は、大阪モノレール一本のみ。
この電車でのアクセスの悪さが、伊丹の一番大きなネックなのではないか?
と個人的には思います。
京都までの経路は下記のとおり。
- 大阪空港駅(大阪モノレール)⇒蛍池(3分)
- 阪急宝塚本線急行・梅田行に乗換
- 蛍池⇒梅田(15分)
- JR大阪駅へ移動(徒歩5分)
- 大阪⇒京都(30分)JR京都線 新快速
乗換:2回
乗車時間:1時間-1時間20分程度(乗継時間により前後する場合あり)
料金:980円
車
続いて車でのアクセスです。
電車と比べて、車でのアクセスは快適と言えます。
最寄のインターチェンジは、中国豊中インターチェンジ(インターから空港まで五分程度)
あるいは、阪神高速大阪空港出口(空港目の前)になります。
伊丹空港
- ⇒中国豊中インター(中国自動車道)
- ⇒中国道から名神高速道路
- ⇒京都南インター
距離:36km
料金:1310円(ETC割引無)
- 大阪空港インター(阪神高速)
- ⇒豊中ジャンクションより名神高速道路
- ⇒京都南インター
距離:41.3km
料金:2260円(ETC割引無)
京都に行くには伊丹、関空どちらが安い?
アクセス経路をいろいろ調べてみましたが、
では実際どのルートが一番リーズナブルなのか?
それを調べてみたいと思います。
関空発の電車とバスを比較!
関空からの電車とバスの料金を比較してみましょう。
関空リムジンバス(京都行)
- 時間:約1時間25分~1時間30分
- 料金:2,550円
はるか
- 時間:1時間20分程度(目安)
- 料金:2850円(自由席)
普通電車
- 時間:1時間50-2時間程度(乗継時間により前後する場合あり)
- 料金:1880円
3つ並べてみますと、料金的には普通電車<バス<はるかという順番。
時間は、はるか<バス<普通電車という順番になりました。
どれがベストのルートかは、それぞれの価値観によって
変わってくると思いますので、ここでは書かないことに
いたします。
個人的には、普通電車ですけどね(^^;
伊丹発の電車とバスを比較!
次に、伊丹からの電車とバスの料金を比較してみましょう。
伊丹リムジンバス(京都行)
- 時間:約1時間程度
- 料金:1,310円
電車
- モノレール⇒阪急⇒JR
- 乗換:2回
- 乗車時間:1時間-1時間20分程度(乗継時間により前後する場合あり)
- 料金:980円
どちらも一長一短ありますよね。
メリット、デメリットを挙げてみます。
バス
- メリット:乗換不要、体が楽
- デメリット;値段が高い
電車
- メリット:リーズナブル
- デメリット:乗換回数が多い
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電車とバス以外のアクセスは?
電車とバス以外の京都へのアクセス方法としては、
タクシー会社が運行する定額タクシーや乗り合いタクシーがあります。
定額タクシー
MKタクシーが運行する、空港定額タクシーは
下記の料金体系になっています。
(関空)
- 小型(定員4名)12,300円 単価3,075円
- 中型(定員4名)13,600円 単価3,400円
- アルファード/ヴェルファイア(定員6名)15,600円 単価2,600円
- ジャンボ(定員9名)18,700円 単価 2,078円
(伊丹)
- 小型(定員4名)6,400円 単価1,600円
- 中型(定員4名)7,000円 単価1,750円
- アルファード/ヴェルファイア(定員6名)9,000円 単価1,500円
- ジャンボ(定員9名)8,900円 単価 989円
旅行に行く人数が、定員人数に達しているなら
こちらのタクシーもおすすめです。
乗り合いタクシー
上記の空港定額タクシーよりもお安い
乗り合いタクシーもあります。
バスや電車と違うメリットとしては、
乗ったら目的地の目の前まで連れて
行ってくれるというところですね。
こちらも、MKタクシーさんが運行されている
京都スカイゲイトシャトルの料金体系をご紹介します。
(関空)3,600円
(伊丹)2,900円
ちなみに、乗り合いタクシーはMKさん以外にも
ヤサカタクシーさんなども運行されており、
各社によって微妙にサービスが違います。
よく吟味して自分のニーズにあったタクシーを
選びましょう。
まとめ
以上、関西の主要空港から
京都へのアクセスについて調べてみました。
文中にも書きましたが、これがベスト!と言える
アクセスは、人によって違いますよね。
時間を重視するのか?
お金を重視するのか?
それとも両方なのか?
お花見をはじめとした春の観光シーズンが
もうすぐはじまります。
今回の記事が、京都観光の参考になればいいな、と
思うしだいです。それでは。
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