たかちんさん
深井龍之介さん
よっしーさん
の3名がパーソナリティーとなり、才能についての研究を語り合うポッドキャスト番組
「みんラボ(みんなの才能研究所)」
#003のまとめと、個人的な感想をつらつらと記載しています。
※本記事は著者の個人的な意見を基に、まとめと補足を作成しております。
まとめ先の作成者及びコンテンツ内容と直接的な関りはございません。
才能の定義を復習
Time-01:17
- 才能は思考、感情、行動の繰り返しパターン
→毎度ついついやっちゃうこと - プラスで、自分が得たい成果のために使えるもの(ついついやっちゃうこと)
怠け癖は才能じゃない?
Time-02:00
- 怠け癖は才能ではない→自分を悪くしてしまう繰り返しパターンだから。
ただし
- 自分が得たい成果のために怠けるなら才能
【例】
6時間勉強しなきゃいけないけど2時間しかやりたくないので効率化する
↓
○4時間怠けるために2時間で勉強が終わるように効率化することをついついやっちゃうなら才能。
×2時間の勉強で成果が出てないのに、残り4時間ついつい怠けちゃうのは才能じゃない
【考察】
・weblio辞書によると
なま・ける【怠ける/×懶ける】
1 なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を―・ける」
効率化して2時間で勉強を終わらせたなら「なすべきことをしている」ので、
「自分が得たい成果のために怠ける才能」というよりは
「自分が得たい成果のために効率化する才能」の方がしっくりくるかなと感じました。
どちらにしても、怠けることは才能にはならなさそうですね。
成果に繋がらない行動は才能ではない
Time-03:27
- 成果に繋がっていない行動は「才能じゃない」か「発動条件があってない」かのどちらかの可能性がある
- 成果は出ているけど気づいていないことも才能とは呼ばない
成果が出ていても本人が気づいていなければ
狙って発動できない=発動条件が整っていない
という事なので、才能とは呼ばないと解釈しました。
才能と特性の違いを理解する
Time-03:53
- 成果につながる行動は才能
- 成果に繋がらない行動は特性
- 特性を才能化するためには→発動条件を整える
特性を才能化するステップ
Time-04:06
- 特性を才能にするには3つのステップがある。
特性を才能化するステップが、この回の主題の「才能を見つける」ですね。
才能を見つけるための具体的な方法
- 1.インサイト診断
→質問の内容から分析 - 2.コンプレックス診断
→劣等感などを掘り出して分析 - 3.リザルト診断
→結果から見る分析
インサイト診断
Time-07:15
- 深井さんにインサイト診断を実践
Q:仕事や日常生活でこうしたらいいと気づいたことはある?
A:他の会社を見てると「もっとこの人にはこういう仕事を任せたらいいのに」と思う。
Q:なんで最適配置をしたいと思う?
A:リソースがもったいないと思うから
Q:リソースというのは人員リソースの事?
~などなど、質問と回答が続く~
質問の答えからより深い質問を繰り返し、約3分ほどの分析で深井さんの才能が3つ見つけられていました。
Time-11:38
②は例えば、遅刻してきた友達にいら立つ場合
自分は(遅刻しないように)我慢して(早めに準備して)いるのに、何でお前はちゃんとやらないんだよと押し付けてしまう。
この場合は、自分の鏡を見ていら立っているパターンなので才能ではない。
※感情のブロックと呼ばれている。
それ以外の①の場合、人に対して思う事の真逆が才能であることが多い
Time-13:21
- 深井さんの考えをさらに深堀り
話の本筋からずれるのでまとめていませんが、
深井さんの会社や人に対する考え方が聞けるとても興味深いパートです。
- インサイト診断の中に「イントラレンス診断」という不寛容に感じるポイントを探る方法がある
~「自分の才能の見つけ方」について質問してみました。
出展:フクリパ https://fukuoka-leapup.jp/biz/202108.308
一番簡単な方法はIntolerance(イントラレンス)診断というものです。これはつまり、不寛容診断と言って、自分が許せないこととか、認められないこと、イライラしてしまうことを考えていくというものです。例えば“なんであの人はこういうことができないんだろう、こうすればいいのに”と少しイライラしてしまうことってありますよね。そこに才能が隠れていたりするんです。他人に対して“こうすればいいのに”と思うのは、自分自身はそれが出来ている状態にあるので、才能に繋がったりします。才能というものは“ついついやっちゃうこと”なので自分だけで認識することが難しいんです。不寛容を感じた時は“自分がついついやっちゃうこと”を見つけるチャンスなんです。
- 様々な診断を組み合わせるので一人として同じ結果にならない
一人として同じ結果にならないことの補足
診断の中で深井さんは「損したくない」と回答したけれど、それを「損失が嫌」と表現する人もいる。
さらに、言葉の表現だけでなく「損」の定義が違う場合もある。
同じような言葉でも深堀すればするほど色々な広がりがあって、それがいくつも組み合わさるので診断結果は千差万別になる。
- cotenの面接はたかちんさんがガッツリ参加して診断している
- 採用で会社と人材がフィットする確率が上がる
- 人事のスキルに才能発掘スキルを掛け算するとすごいことになると思う
コンプレックス診断
Time-18:34
- よっしーさんにコンプレックス診断を実施
Q:自分に感じている劣等感はある?
A:精神的に脆い、精神のさざ波が立ちやすいこと
Q:精神のさざ波は具体的にどういう事?
A:イライラしたり、恥ずかしい思いになったり、ビビったり
Q:それがあるおかげで助かったことはない?
~などなど、質問と回答が続く~
質問が深堀りされていき、ヨッシーさんの才能は後天的に身についたもので、どういう状況で発動されるようになってきたのかが見つけられていました。
- 才能は先天的な物だけじゃなく、何かのきっかけで急に才能になるケースもある
ベンチャーだけでなく大企業でも重要視される1on1
- コーチング、メンタリングの一環で1on1が重要視されている
- ベンチャースタートアップ界隈では特に重宝されている
- 大企業でもやってる会社が増えている
- 質問をしてもらって自分で気づいたり、しゃべることでインサイトが深まる
- すべては自分の中に答えが眠っている
- 強みも弱みも自分の改善方法も、全部わかっているはず
- 納得や自己理解することが重要
- 信頼できる人と質問しあう、答え合う、深堀りしあうのがおすすめ
日本では上司がマネジメントをするパターンが多いですが、
個人的にチームを一番ダメにするのは「部下の話を聞かない上司」の存在だと考えます。
部下の話を聞かず、自分の答えを押し付けるマイクロマネジメントは
結果的にチーム全体のやる気を下げていく原因になるので、
マネジメントをする人は全員、相手の話を聞く事を徹底していきたいですね。
→次回、スチューデント診断に続く